海外旅行でどうしても気になってしまうのが言葉の壁。
いろんな場所へ出かけても、出会う先で声をかけられても下を向いていたりレストランのメニューが読めなかったりしたら、それだけで楽しさ半減です。
そこで出番となるのが翻訳機。最近では世界100ヶ国以上の言語を翻訳できるのは当たり前で、AI機能で長文までも翻訳してくれるスグレモノまであります。
でも、いざ翻訳機を購入するとなると、安くても2万円台、いろんなオプションを付けていったりするとあっという間に4万円近くかかってしまいます。
そんな時は、「まずはお試し!」感覚でレンタルするのがオススメです。
翻訳機のレンタルの仕方から実際の使用方法や返却までの流れについてご紹介していきます。
翻訳機のレンタル相場
翻訳機をレンタルする前に、まずはどのくらいで借りることができるのか把握しておきましょう。
現在レンタル可能な翻訳機は2機種(ポケトーク・イリー)ありますが、どちらも料金は同等です。
日数 | ポケトーク | イリー |
2日 | 1,980円 | 1,980円 |
3日 | 2,680円 | 2,680円 |
4日 | 3,380円 | 3,380円 |
5日 | 4,080円 | 4,080円 |
6日 | 4,680円 | 4,680円 |
7日 | 5,280円 | 5,280円 |
この料金がベースとなり、さらにサイトによっては10%オフなどのキャンペーンを定期的に行なっています。
レンタルする前のチェックポイント
翻訳機をレンタルする際は、事前に以下の項目をチェックしておきましょう。
渡航先の母国語に対応しているかに関してはあまり心配する必要はありません。
ただ、複数の国にまたがって旅行を計画されている方は念の為サイトなどで確認されておくと良いでしょう。
SIMカードについては、イリーのようなオフライン専用の翻訳機であれば良いですが、ポケトークのようなWi-Fi環境を必要とするモバイルに関しては注意が必要です。
とはいえレンタル専用の場合は、グローバルSIMがセットになっているので確認程度で良いでしょう。
海外では日本のように大抵の地域で電波環境が良いわけではありません。
ご自身の渡航先が自然溢れる大地でしたらオフラインでも翻訳ができる機器を選ぶと良いでしょう。
翻訳機をレンタルしてみよう
翻訳機のレンタルは3STEPとなります。
- WEBで申し込み
- 空港で受け取り
- 空港で返却
といった流れです。
気をつけるコトとして、最低でも渡航の7日前には申し込んでおくようにしましょう。
レンタル機器には在庫数が決まっており、もしレンタルしたくても機器の在庫切れとなってしまっては借りることができません。
大抵の場合は渡航4日前までは無料でキャンセルできますので、予定が決まったらすぐに予約をしておくことをオススメします。
翻訳機の使い方
翻訳機は機器によって使用方法は若干異なるものの、基本的な操作は一緒です。
- 音声を入力(吹き込む)言語と翻訳してほしい言語を選択
- 入力後に翻訳ボタンを押すと選択した言語として音声が出力
このように簡単操作で相手に内容を伝えることができます。
翻訳機の返却方法
翻訳機の返却は受け取り同様の流れで、空港にて返却をすることができます。
バスや電車の時刻が迫っていて返却は後日にしたい!という方のために、郵送での返却も可能です。
ただし1日延滞するごとに料金が加算されてしまいますので、帰宅したらすぐに返却をするように心がけましょう。
また、翻訳機自体は購入すると2〜3万円程度かかります。
レンタルする際には安心保証(1日200円程度)を付けておくことで、万一破損してしまったりした時の賠償を避けることができます。
レンタルと購入どっちがいいの?
5〜10年に一度くらいの頻度で海外に渡航される方でしたら一択でレンタルがお得ですが、頻繁にお出かけになる方はコストパフォーマンス的にも購入された方がお得です。
海外旅行の平均日数が5日間とした場合、安心保証を付けて1日あたり約1000円ほどのレンタル料金がかかります。
対してポケトークの場合、購入するとおよそ3万円となりますが、2年間のグローバルSIM(使いたい放題)が付いてきますので、この辺の費用で考えてみると良いでしょう。
30000円 ÷ 5000円 = 6回
2年間で6回以上(1回につき5日間)の海外旅行をされる方なら購入した方が良いですね。
また、最近ではインバウンド需要もどんどんと高まり、観光名所は連日訪日客で賑わっています。
そういった外国の方たちとコミュニケーションを取る、例えば飲食や旅館などの経営をされている人でしたら、上記のような海外旅行とは関係なく購入しておくといざという時に役に立つでしょう。