明石家さんまさんのCMでお馴染みのPOCKETALK(ポケトーク)
今回、海外旅行でマカオに行ってきましたので、実際に購入したポケトークを現地へ持っていき、その実力を調べてきました。
海外旅行で翻訳機を持って行こうと考え中の方たちに参考になれば幸いです。
この記事の目次
今回購入したポケトーク
今回購入したのはソースネクストさんから発売されているPOCKETALK(ポケトーク)です。
デザインバリエーションは全6カラーあり、せっかくなので新色であるピンクゴールドを購入してみました。
全体的に丸みを帯びていて、光沢もあり高級感のあるデザインです。
程よい大きさで手のひらにすっぽりと収まるサイズです。
手元に新型アイコスがありましたので並べてみました。大きさの参考にしてみてください。
タテはややアイコスが大きくヨコはややポケトークが大きい感じで、厚みはポケトークの方が薄いです。
ボタンは基本的に下段しかない(電源ボタン除く)ので、親指だけでの操作が可能な作りとなっています。
ポケトークの付属品
ポケトークの付属品は以下の通りです。
- ポケトーク本体
- USBケーブル
- ユーザー登録カード
- 製品保証書
- 取扱説明書
- スタートガイド
他にも公式サイトでは充実したアクセサリー関係が販売されているので、興味がある方は一度覗いてみてください。
ポケトークの使い方
それではポケトークの使い方について説明をしていきます。
といってもスマホを利用されている方なら大して抵抗がもなく簡単に使用が可能です。
- 電源をオンにする
- Wi-Fiの設定を行う
- 使用言語を選択する
これで準備は完了です。
電源をオンにする
まずはサイドにある電源ボタンを長押しします。
すると液晶画面にマークが表示されるので10数秒待ちます。
Wi-Fiの設定
ポケトークは気軽にすぐ使えることを全面に押し出しており、基本ラインナップがSIMありですので、その場合はWi-Fiの設定は必要なくすぐに使用可能です。
グローバル通信なしのタイプ(税別24,800円)を購入、SIMの購入をしていない方のみWi-Fiの設定をしないと利用ができません。
スマホのテザリング機能などを用いてWi-Fiの設定を行なっていきましょう。
左上のメニュー(3本線)をタッチして設定画面をタップし、使用したいWi-Fiを選びます。
なお、設定画面では音量や画面の照度なども設定が可能です。
使用言語を設定する
ポケトークは日本人向けというより全世界向けなんですね。
使用する言語を選択できるので、例えば訪日外国人向けに店舗前にでも設置しておけば、外国語のできない店主さんもポケトークを介してスムーズに会話ができ売上アップ!なんてこともあるかもしれませんね。
以上でポケトークの事前設定は完了です。
開封時の充電は少量なので、USBケーブルでしっかりと充電をしておくのを忘れずに。
ポケトークで翻訳してみた
では実際にポケトークに翻訳をお願いしてみましょう。
使い方は非常に簡単で、ボタンを押したまま翻訳してもらいたい言葉をポケトークに話しかけるだけです。終わったらボタンを離します。
ポケトークの評価・レビュー
それでは実際に使用してみた評価やレビューについて。
個人的な感想も含まれていますので参考程度に見てくださいね。
とにかく使いやすい!
まず真っ先に感じたことは「すごくカンタン」であるということです。
使用する前は、メニューでの設定や通信環境の設定など、実際に翻訳ができるようになるまでいくつかのステップを踏まないといけないのかな〜?と思っていましたが、実際に使用してみると説明書を見るまでもなくすぐに使えたので拍子抜けです。
ボタンも2個(左と右で話し手と受け手の翻訳切り替え)なので、特に迷うことなく使用が可能です。
ポケトークはSIMとセットがオススメ
SIMありとなしでは価格が税抜5,000円ほど違うのですが、SIMありを購入すれば2年間使いたい放題となります。
またSIMありの場合はWi-Fiなどの通信設定は一切必要ないので、「SIMとかちょっとよく分からないんだよね」という方はとりあえずSIMありにしておけば問題なく使用することができます。
格安スマホなどSIMについて多少の知識がある方ならSIMなしでも問題ありませんが、その場合充電の減りが早くなるので注意が必要かもしれません。
現地の方とのコミュニケーションは慣れが必要
これはちょっと盲点でしたが、外国に行って実際に使ってみて気づいたのが「相手がポケトークを知らない」ということです。
ですからいきなりポケトークに話しかけて翻訳した内容を相手に聞かせようとしても、相手が準備できていないので会話が成立しません。
「これは翻訳機です。今からこれで会話をさせてください。」
などの内容を予めポケトークに入れておいて、実際に利用するときに相手に聞いてもらうのが良いですね。
(ポケトークに入れた内容はマイクボタンをタップすることで何度でも音声として出力できます)
また、中途半端にこちらに合わせてくれる方もいらっしゃいます。
今回はマカオに出かけたのでほとんどが広東語でしたが、気を使ってくれて英語と織り交ぜて会話してくれたりします。そうなると翻訳機がしっかりと機能しないので、その点はやや注意と慣れが必要かもしれませんね。
総合評価
やはりこれだけCMなどで宣伝しているだけあって、性能はもちろんのことユーザーが気軽に使えるようにと工夫されているところが非常に良いです。
気になる通信状況も手持ちのiPhoneXとなんら遜色なく、スマホの電波が届いている場所であれば問題なく使用できました。
オフラインでの使用はできないものの、事前に「毛布をください」「飲み物はありますか?」「トイレはどこですか?」などの翻訳内容を登録しておけばマイクボタンで再生が可能なので、特に困ることはありませんでした。
あとは防水ケースや保護フィルム・ネックストラップなどが公式サイトで販売されていて、アクセサリー関係が充実しているのも◎です。